クレジットカード現金化の基礎知識 更新日:2021年05月31日

騙されるな!クレジットカード現金化の3つの詐欺被害の実態と対処法

クレジットカード現金化の詐欺って、実際にあるの?

現金化における詐欺は、私たちの知らないところで起きています。

この記事では、実際に起きている詐欺被害の実態について紹介していきましょう。

また、悪質業者を見抜く方法や詐欺にあったときの対処法についても解説します。

この記事を最後までご覧いただき、クレジットカード現金化を思い止まるきっかけになれば幸いです。

1:悪質業者による実際に起きた3つの詐欺被害

クレジットカード現金化の詐欺被害には、どのようなものがあるでしょうか?

被害の実態を把握しておくことで、自分が被害に遭ったときにいち早く気づくことができます。

ここでは、以下の3つの被害について詳しく説明していきます。

  • 本来とは違う金額が振り込まれる
  • キャンセル料を請求される
  • 現金が振り込まれない

現実で起きている被害に目を向け、被害の実態を直視しましょう。

被害①:違う金額が振り込まれる

ある男性は、急な支払いでクレジットカード現金化の業者にネットから申し込みをしました。ホームページに記載されていたプランの還元率91%と記載されていましたが、実際に振り込まれた金額は還元率が約6割程の金額になっていました。

そこで男性は、初めて業者に電話連絡をすると、諸経費・手数料を引かれた金額を入金したとの旨を説明されました。

いくらホームページ上で高い還元率を記載していても、諸経費・手数料を口実に実際に振り込み金額は大幅に下げられる可能性があります。

手続きを行う前に振込金額を直接聞くことが重要になります。実際に振り込まれる金額を知ることができるうえ、納得できない場合は利用しなければ良いのです。

確認のときに曖昧な返答をする業者は怪しいので、利用を控えた方がいいでしょう。

被害②:キャンセル料を請求される

ある利用者は、初回限定・換金率98%と記載のあるサイトに申し込みました。その後に電話で確認するをすると、実際は還元率の80%しか振り込めないとの返事を受けます。

そこでキャンセルをしたいと伝えると、電話先の男性から「キャンセル料の2万円払え!」と脅迫されました。

利用者は電話連絡する前に申し込みをしていたため、自分の個人情報を電話口で読み上げられました。恐くなり、断ることもできずキャンセル料を支払いました。当然、現金化もできなかったそうです。

上記の場合は、既にサイトで申し込みを済ましてしまっていたためにこのような事態になりました。

サイトで申し込みをする前に、一度業者に電話で確認をすると良いでしょう。

被害③:現金が振り込まれない

ある利用者は急な支払いが発生したため、スピード重視の現金化業者をネットで申し込みを済ませました。しかし、いつまで経っても口座に業者から現金の振込がされないので、何度も電話をしたが一向に繋がらないのです。不思議に思い、ホームページを確認するとサイトごとなくなっていました。

そこで初めて利用者は、自分が詐欺に遭ったことに気づいたのです。

当然、現金は振り込まれません。

このような詐欺被害は、多発しています。

利用前には、口コミなども参考に現金化業者をチェックしておきましょう。

2:絶対チェック!悪質業者を見抜く3つの方法

悪質業者を見抜くためには、どうしたらいいの?

悪質業者を見抜くためには、以下の3つの方法があります。

  • サイトが詳しく説明されているか
  • サイトがしっかり作り込まれているか
  • 会社概要はあるか

上記の3つについて、詳しく説明していきます。

方法①:現金化の流れが詳しく説明されているか

悪質業者を見抜くためには、現金化の流れが詳しく説明されているかをチェックしましょう。

  • 個人情報の取り扱い
  • 申し込みの手順
  • 現金化の流れ

上記のような内容が、詳しく説明されているかを確認しましょう。

もし説明や解説がない場合は、悪質業者だと判断できます。

利用者目線に立たずに、詐欺行為を前提に作り込まれている可能性があります。

あくまで利用者目線で内容が記載されているかを確認してみてください。

方法②:サイトはしっかり作り込まれているか

2つ目の方法は、サイトがしっかり作り込まれているかを確認しましょう。

レイアウトやデザインが適当で、サイト作成に予算をかけていないような現金化業者は危険です。なぜなら、サイトごと消えてしまう業者の可能性が高いからです。

また、PCサイトかスマホサイトのどちらかしか存在しないサイトも注意が必要でしょう。

いずれも詐欺行為後にサイトごと消してしまうため、サイトにお金や手間をかけないような作りとなっているのです。

方法③:会社概要はあるか

最後に、会社概要を確認しておきましょう。

会社概要には、代表者名や住所などの法人の詳細情報が多く記載されています。

会社概要の記載がない現金化業者を利用しようとは、誰も思わないはずです。

法人の住所や電話番号など、基本的な情報が記載されているかを確認しておきましょう。

3:現金化で詐欺にあった時の対処法

クレジットカードの現金化で詐欺に遭ったら、どうすればいいの?

被害に遭ったら、誰でも正気でいることは難しいですよね。落ち着いて判断するためにも事前にここで対処法を学んでおきましょう。

結論、被害に遭ったらカード会社に報告し、警察に被害届を出します。

カード会社の会員規約違反によりクレジットカードの利用停止は免れませんが、悪質業者の撲滅には最適な手段になります。

詐欺業者の現金化サイトは、短期間で決済を集めすぐにサイトや電話番号を閉鎖してしまいます。稀ですが、悪質業者の所在をたどることができます。

他にも、国民生活センターに相談するのもいいでしょう。

国民生活センターは、被害情報収集や消費者の生活を守るための機関ですので一人で抱え込まず解決方法を相談してみましょう。無料で相談に乗ってくれます。

しかし、詐欺被害にあった多くの方は、クレジットカードの利用停止を恐れて、泣き寝入りしてしまう人がほとんどなのが現状です。

まとめ

クレジットカード現金化の詐欺被害について、解説してきました。

クレジットカード現金化の詐欺被害には、以下の3つがありました。

  • 違う金額が振り込まれる
  • キャンセル料を請求される
  • 現金が振り込まれない

また、詐欺被害に遇わないためにも以下の点に注意しましょう。

  • サイトが詳しく説明されているか
  • サイトは作り込まれているか
  • 会社の概要はあるか

他にもサイトの口コミなどもありますが、信用できないものも数多くあるのが現状です。

そもそもクレジットカードの現金化は、法的にはグレーゾーンの行為となります。

クレジットカードの現金化の利用は控えるのが賢明でしょう。